グローマ技研が目指すもの

それは装置と言うより道具として根付くものを作ろうと思います。

昔からの道具は使う側の知恵と工夫が詰まったものです 先人達が経験をもとに『もう少しこうしたら』を繰り返しつつその形となって今に至っています。使う側の技量に応じて様々な形、様式もあるでしょう。

ある時には全く別の発想への切り替えもあるでしょう。また連綿としたこだわりもあるでしょう そんなスタンスでものづくりが出来たらと思っています。

30年にわたりプレス成形加工の成形解析方法のひとつ『スクライブドサークルテスト』の指標マーキング治具の製作に携わってきました。主にプレス成形前の板状素材に指標となる円・格子等のパターンを特殊ゴム凸版と非吸収面定着乾燥型インクを用いてマーキングする軽印刷治具です。

「簡単で面白いように作業ができる」「堅牢でヘビーデューティー」作業現場の道具として電源や圧搾空気等を必要としない「ノーパワーサプライ」しかしながら「精度よく構造が明快」。

そのことを常に製作の基本として創造してまいりました。ハンドメイドのこだわりを是非一度お試しくだされば幸いです。